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まずは事務連絡。
支店に『桜三部作』(そんなに大層なものでもないのですが)をupしました。
本当は、あともう1つくらいぶっつけかきものをしてからにしようかと思ったのですが、
桜の時期も過ぎたし・・・(あくまでも私の生息地では)ということで。
で、久々ですね、着物ネタ。
・・・洗える着物、個人的には重宝してます。
街中で着物をお召しになられている方を巣の付近でも良く見かけるのですが、ぱっと見ても分かるくらいに『いいもの』をお召しになられてる方が多いです。
(歩くときの裾さばきとか、全然違うんですよね。。。しなやかで。あと、生地のツヤ感と言いましょうか、風合いと言いましょうか・・・見ただけでもやはりちがうんですよね)
なので、そういうのを見て、いざ自分の着ている洗える着物に目をやると(ちょっとどころではなくかなり)気後れしてしまうことも正直あるのですが、それでも洗える着物は・・・汗かきな私にとっては扱いやすく、また『気軽』なので重宝していることには間違いはないです。
特に夏は・・・絽の『洗えるシリーズ(いただきもの)』が大活躍。
(駒絽に関しては、もう少し早い単衣の時期からちょいちょい着たりしています。)
でも一番着ていて好きなのは、頂き物の絹紅梅ですね(これは洗えない)。
遠くから見ると地味だけれど、近くで見ると・・・結構派手な色使いだったりします。
フルオーダーでも1万円を切る勢いでしたので、作っていただきました。
縞々幾何学文様が多い拙宅の着物の中で、珍しく細かい柄です。
霰と桐花が散りばめられています。
色は、もう少し赤みがかった紫ですね。
元々縦にも横にも大きめなので、洗える着物のプレタだとつんつるてんになってしまうんです(セミオーダーでも哀しいかな前巾と裄丈が足りない:後巾は大丈夫なのに)。
なので、寸法を改めて測り、衿の形を決め(今回は礼装じゃないのでバチ衿)、柄は単衣がいいけれど、でも盛夏以外でも気にせず着られる?柄だなぁと思ったので胴抜き仕立てにしてもらいました。(一応桐花ですが、遠めに見たら季節感のあまりない小花を散らしただけ、にも見える。)
細かい柄は、こんな感じです。
色は、コレが比較的実物に近いかもしれません。
(それでもやっぱり限界はありますが)
最初見たときは『桔梗?』と思ったのですが、どうも桔梗とも違う・・・・。
で、聴いてみたら『桐ですよ』との回答。
正直、あまり見たことが無かったので・・・こういう桐。
いえ、世間一般にはあるのかもしれませんが。
ついでなので、頂いた夏帯も洗って細工してもらいました。
夏帯はやわらかいので、結構しわになってしまって・・・締めるのに苦労していたんです。
菖蒲と・・・なんでしょうね?石楠花とか、躑躅?紫陽花?
でも、夏帯とはいえ、菖蒲だったら5月下旬~6月中旬までの柄のような気もありまして。
単衣に先取りで夏帯を合わせるのもアリ、と伺ったので(というか、先取りのために作られた帯?なのでしょうか)、今回の着物に合わせてみたらどうだろうか、と考えています。
帯は名古屋の夏帯とはいえ、正絹ですので、着物の格よりも一応・・・上、です、よね・・・?
(うん、やっぱり着物は素人です、はい。)
実は、これから結婚する悪友より、とある電話を貰いました。
・・・この悪友、和装で式を挙げるそうなのですが、着物をレンタルしないとのこと。
(どうやら、お祖母様かお母様が嫁入りの際に袖を通したものがあるそうで、サイズがぴったりとのこと。)
・・・嫌な予感が、微妙にしましたよ。。。何も知らないからなぁ、悪友。
「で?」
「・・・さーに、着付けて欲しいんだけれど。」
「・・・いくらなんでも無理やでそれは!!!!!!」
趣味と遊びで自由にチョコチョコ着る私の普段の着付けと、礼装として袖を通す(訪問着とか)の着付けは全然違います。自分で着る訪問着&つけ下げでさえも結構緊張するのに。
愚弟sの袴を諸般の事情から着付けた(厳密には直した、に近いレベル)はありますが、女性の礼装は振袖もやったことはありません。勿論プロじゃないですし。
ましてや・・・あの、佳き日にお召しになるような白無垢は、さすがにちょっとまってくれ、次元が違うぞ、と。
(尚、悪友は「私が自分で着物を着ているから、礼装も着付けられるかも」という軽い気持でそう言ったのではない、ということは確かです。)
確かに、私の身には今後もそういう花嫁様関係について一切関わりがない(自分が着ることも無いと、99%の割合で分かっているし覚悟もしている)というのもあり、純粋に興味から白無垢を着付けていくところを見てみたいというのはあります。
また・・・悪友が綺麗な花嫁様姿になるののお手伝いが出来たら・・・変わった形で悪友の佳き日に関われて思い出深いし嬉しいでしょうけれど、色々なルールとか、形とか・・・あるわけで。
ましてや、私が関わったりしたことで、何か後々着崩れたりとか、せっかくの日が台無しになるようなことがあったら大変です。
丁重に全力で断り、結婚式場でちゃんと着付けてもらうかプロに頼みなさい、と言いました。
(というか、普通にそうするでしょうよ、ハレの日だったら!!!!!
よほどのことが無いのなら・・・ご家族に着付けのプロがいるとか。)
・・・でも、きれいだろうなぁ、白無垢。
無責任に言ってみる。
「やってあげれば?」と。
晴れの日だからこそ、さーちゃんにやってもらいたいんじゃないのかしらー?
着崩れたら…。うん。その心配はあるけど、そしたらそのときだよー
え? やっぱ無理?
白無垢ってどうに着るのかねー?
いーなーぁ。
それに、地方によって色々なしきたりとかあるかもしれませんし、それを知らずにタブーなことをしてしまったら大変ですから。
何せ、「お手伝い」として関わるレベルだとしても、只の足手まといになる可能性のほうがとても高いので。
『悪友』と言葉では言いつつも、大事な親友ですから、それ故に「出来ない」とはっきり言うべき時もある・・・今回はそういう時なのだろうなと。うん。
白無垢と色打掛・・・自前でお家にあると知っただけで今回は驚きました。
昔からあるお家?だと聞いていたので、考えてみれば別段あってもおかしくは無いな、と思いましたが・・・。
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