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とりあえず書いて逃げます。
・・・悪友から「そろそろ朽木兄妹でいじって」というメールという名の“念”が飛んできておりまして。
ですが、ぽんと浮かんだこの御題を先に仕上げてから・・・と。
(というか、結構いじってるんですけれど、あのご兄妹。桜三部作の最終章は完璧にご兄妹のエピソードですし。)
で、御題は此方の植物なんです。
『梅花藻』
・・・ばいかも、と読みます。
藻、といっても、キンポウゲ科のお花です。
流れが速いところでは、水中で花を咲かせることも。
水の綺麗な清流でしか生きられない植物で、
近縁の「ミシマバイカモ」は、日本でも柿田川という清流にしか自生していないほど。
バイカモ自体も、絶滅危惧種に指定されている地方があるそうです。
なお、花言葉は『幸せになります』
・・・さて、今回いじろうとしていた方は・・・果たして幸せだったのでしょうか?
この方も正直分かりやすそうでいて、結構分かりにくい方だな、と思いました。
(正義を振り回していても、結局は・・・正義を妄信するあまり、正義そのものが彼の中でゆがみ、結局は『正義』という名の自分の欲望に飲まれてしまったような。)
それでも最後までこの方を理解し、友であろうとした狛村隊長が、なんだか聖人に見えたりしました。
・・・もしも、『あの事』がなかったら・・・彼の世界は、彼の正義は変わっていたでしょうか?
御題にしたものの、この花を直接登場させているわけではないです、すみません。。。
雰囲気や、生息状況というか・・・そういういうものを参考にしてます。
では、どうぞ。
『ばいかも~清らな世界でしか生きられぬ花~』
もしも・・・
貴女が清らな世界でしか生きられぬというのならば、
私がその世界を作り出そう。
貴女が清らに笑うことが出来る世界を・・・。
そう、
貴女は穢れを知らぬ白き花。
私にはその色こそ見えないけれど、きっと貴女はそのような姿。
清らな流れにその身を任せ、あどけなく笑うその声色。
それを奪うことなど、許されぬこと。
しかし、
時と共に川の流れは穢れを纏い、
その流れはやがて貴女を苛み、傷つけ、その命まで・・・。
貴女の微笑を、春風のような声色を、陽の光のような温もりを奪ったのは、
彼女が共に生きたいと願い、寄り処として選んだ・・・世界そのもの。
・・・嗚呼、この世界が、憎い。
ならば、
私が、世界を作り出そう、
私が、世界を変えよう、
・・・もう、貴女を苛むことのない、世界を。
・・・貴女を包み、貴女が生きるにふさわしい世界を。
この、私が・・・。
(私がその目に初めて見た世界は、事の他醜いもので。
このような世界に貴女は生きていたのか・・・。
だが、それ以上に醜く堕ちていたのが私であったことを知ったのは・・・
嗚呼、何時から私は道を違えていたのだろうか・・・。)
というわけで、東仙隊長でいじってみました。
最期の最後まで、報われない御方だったな・・・というのが、正直な気持です。
自分の味方たる友や、心から慕ってくれていた部下の存在もあったというのに。
そして、一時的にでも光を得たその目に・・・彼らを映すこともできなくて。
では、再びの“念”が飛んでこないうちに・・・練れるかな、朽木兄妹・・・。
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息抜きとして、日々のことや趣味のことも書けたら良いなと思っています。
☆名前について☆
ここでは“さー”を使っていますが、“さー坊”というのも時折使っております。
(メール送信時は、名字まで付いてます。)
どれでもお好きなものでお呼び下さいませ♪