昨年末の「大掃除帰宅」の際、ぶりーちをガシガシ読み、携帯から兄様の行動原理についてだらだらと述べていたりしたのですが、実はもう１作品ガシガシ読んできたんです。
人気が出れば中々連載を終わらせることが出来ず、人気が出なければ即打ち切り、というジャンプの作品の中において、ある程度連載を続けつつもきちんと最終回まで話を完結させられた数少ない作品、でしょうかね・・・。

今でも人気高いですよね、「封神演義」。

作者の先生の独特の絵のタッチもさることながら、物語をご自分で解釈し、表現し、またアンチテーゼをしっかりと・・・。
そしてキャラの作り方（デザインだけでなく、人物像やその背景も）が、ただ、凄いなぁ・・・と。
改めて愚弟②コレクションを読んでいて、思いました。

かなり偏った話になるので、以下は続きに書くことにします（でもそんなに長くは無いはずだ）

ぶっちゃけて言えば、昔は普賢さんが「綺麗だな～」と思ってました。
今でも人気高いですよね、彼は。
あの妙な透明感を纏ったキャラは、そう多くは無いでしょうから（デザインの配色の影響もあるのかもしれませんが・・・ベースが水色、というか空色ですからね）。

読み返してみて・・・
・聞仲さんが張奎さんを諭すところ（そして彼が成長するところ）、静かに熱いなぁ。
・太乙さんはやっぱり親バカだ。
・え、燃燈さんは公式シスコンで確定ですか？？（ちなみにお姉さんに対して）
・なんで老子だけあんなに若いの？？（3大～の一人なのに）
・ヴィーナスさん、結構親近感を持てる（性格は大好き）
・黄兄弟＆殷兄弟・・・嗚呼！！
・何気に妹思い＆秘めていた夢は純粋だった？妲己さん（やる事は残酷だけど）
　そして最後に太公望を護ったのは・・・
・楊ぜん（変換できない！！）の複雑な出自＆2人の父（魂魄だけれど）との再会に涙。。。
・なんで周公旦氏はあんなに老けてるの？？（まだ１０代、だったような・・・）

他にもいろいろあったのですが、一番思ったのは、何故か・・・

「玉鼎さん、かっこいい・・・」

だった。←普賢さんでも主人公でも楊ぜん氏でもなく、何故だか。

ずっと「人質」や「弟子」と言うよりは、実の息子同然に楊ぜん氏を育ててきて、命と引き換えに最後は彼を守って。封神される直前の過去バナ回想、そして・・・

「大きくなったな・・・楊ぜん」

・・・泣きましたわ、この辺りでもう・・・。
チビ楊ぜん氏とブランコに乗っている図とか、ほんまに親子。
寂しい思いをさせまいと寄り添い、大事にしていたんだろうな・・・と。
あと、雨の中でチビ楊ぜん氏が濡れないようにと抱きかかえて守りながら歩く玉鼎さん・・・
楊ぜん氏が王天君みたいにならなかったのは、間違いなく玉鼎さんの力でしょう！！
（あと、個人的には、真顔でボケもツッコミもするところが結構ツボでした。勿論実力も凄いし。）
最終決戦のときに封神台が解放された時には・・・ピンチの息子のそばに、真っ先に現れていましたね。

私も完全版、買うべきか・・・いや、他にすべきことが色々と。。。