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「多数のわらじ」を履いている?私の、ちょっとだけ息抜きさせてもらえる場所だったり
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・・・以前、『肌色を肌色で塗れない』という話をどこかの記事で書いたかもしれません。
今日は、其れにまつわる話を。

実は、少なくとも幼稚園のころからその傾向はあったようです。


念のため。
検査をしてもらったのですが、色覚の異常があるわけではないそうです。
ちゃんと赤は赤、緑は緑・・・と言った感じで認識できます。
(でないと携帯で植物の撮影もしづらいですよね)
勿論、(私が書いたものではない)素敵なイラストに施された色彩の素晴らしさも分かりますし、肌色をちゃんと塗られているのが羨ましいと思ったり。。。

最初にその事実が明るみになったのは、母が受けた幼稚園の先生からの『電話』でした。

「さーちゃん、どこか精神的にストレスを感じていたりしていませんか?
それか色彩感覚や目に異常がないでしょうか?
一度どこか病院で検査を受けたほうがいいかもしれません・・・」

当時、父の実家で(肩身の狭い思いをしながら)暮らしていたので、母も思い当たる節が大有り。
両親そろって私を迎えに来た際に見せられた『お絵かき』に、かなり仰天したとのこと。
人も花も家も何もかも、紫色のクレヨンのみで書かれていたそうです。
しかも人の絵は肌も紫色で塗りつぶしたのでシルエットになっていたらしく。
(・・・全て紫の絵、想像してみて下さい・・・結構怖いですよ?)
ただ、私に理由をその時聞いたらしく、目の病気とかそういうのではない、と判明して・・・先生方や母上らはほっとしていたようです。
・・・ちなみに、理由は意外と単純なもので、
『ぶどうが好きだから、ぶどうの色の紫も好き。だから好きな紫色で書いた。』


その後も・・・使う色こそ増えたものの、普通に人の絵を書こうとしても、人らしい色を付けられない傾向があったようです。塗り絵を塗っても、髪の毛や目、服にはちゃんと色が載っているのに、肌は全くもって塗っていない、とか。
小学校、中学校と美術の授業でも『色彩の多い人物画はテンでダメ』というのが当たり前になってきたようで。
高校はそもそも選択科目だったので美術の授業はありませんでしたが。。。


過去の画像を恥を忍んで引っ張り出してきますので、どういうことになっているのかご覧ください。
yachiru2.jpg
比較的悪友からも好評だった『やちるちゃん』なのですが、赤系統しか使っていません。肌の部分は確かピンク色を載せてます。
挿し色としてオレンジや黄色、黄緑を入れていたりしますが、それも髪や目だけで、肌には用いていません。
(似たような色の付け方を、朽木姉妹の幻の再会を描いたときにもしているかも・・・。)

でも、『息抜き』と称して『かきもの』をしたり、下手絵を堂々と恥ずかしげも無くはりつけてみたり・・・その中で改めて自分の書いている下手絵の色彩を見てみると、やっぱりオカシイ、と思います。
人の肌を肌色(もしくは肌色系統)に塗れない・・・『人を人として描けない』ということですよね。
『人が苦手なのかしら・・・私』と、本気で思ったこともあります。

さらにカオスフルな色づけは、この方。DSC00438.JPG


緑な卯ノ花様・・・。
全てが緑系統で着色されているという。

では、肌色を肌色っぽく塗ることが全くもって出来ないのか、というと・・・手段はあるんです。
それは、「肌色を含む色の系統で着色すること。」

例えば、以前一護氏を書いたことがあるのですが、彼はオレンジ系統のみで塗りました。
こんな感じです。
DSC00431.JPG

これだと、肌色を肌色として塗れますし、一護氏の髪色も元々がオレンジ系なので違和感無く塗れます、が・・・
残念なことに、衣装を黒く出来ません。

衣装が黒めなので寒色系で塗ろうとすれば、肌の色もそっち系の寒色系になる・・・ルキアなんか拙宅ではその憂き目によく遭ってます。兄様もまた然り。


一度、捧げ物を進呈する際に必要があって、朽木さんちのご兄妹を●年ぶりに『普通の色彩』で描いたことがありました。ただ、どう頑張っても・・・『チープだ』と思ってしまう私がいます。
確かにソフトを使って描いたのですが、それでもいつもの彩色と比べても安っぽく感じてしまいました。
とっても小さくして貼り付けておきますので、下手絵以上にチープな品質でも宜しければ、クリックしてみてください。
肌色を塗るってこんなにも大変なのか、と思った。

・・・普通に普通の色彩で描いてみたい・・・。

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やっぱり素敵♪
あたしは、さーちゃんの不思議な色遣い大好きだよー
感性なんだなぁ…って羨ましいよー。

あたしもねー。保育園の時にちょっとあったの。
みんなでピンクのうさぎさんのお面をかぶって何かのお遊戯したんだけど…。
ピンクで塗るって分かってるのに、何度も赤と間違えるの。
「間違えちゃった」と思ってピンクのクレヨンを取るんだけど、また赤で塗ってるんだよね。。。
結局、あたしだけ真っ赤なうさぎさんかぶってた。
何だったんだろう、あれ。
陽向 2010/06/23(Wed)01:19:03 編集
真っ赤な兎??
私は全て紫で、陽向ちゃんは真っ赤ですか・・・。
何か小さい頃には、そういう傾向が出ることがあるのでしょうか??
『塗らなきゃ』という押し付けられた色と、本当に自分が好きな色・塗りたい色がズレたのでしょうか・・・。

あ、でも、今でもメモを取るときとか、焦って『書かなきゃ』と思っていた字と、実際に書いた字が違っていたってことがあります。
(特に慌てているときの電話番号メモ、とか・・・。)
・・・え?やはり私だけですか?そういう経験って

ちなみに、紫の絵を見た先生はその年に初めて担任を受け持ったらしく、かなり衝撃を受けたようですが・・・園長先生が母にこう仰ったそうです。
『あら、いいじゃないですか。紫は高貴な色ですし、そんな色が好きだなんて素敵ですよ?
今はこうかもしれませんが、これから紫以外にも沢山の色を好きになってもらって、もっと沢山の色を使ってもらえば・・・素敵な絵を描く子になるかもしれませんよ?』

・・・母は此の言葉に救われたと申しておりましたが、さて・・・園長先生の仰ったような絵は・・・うーん・・・。
さー  【2010/06/26 00:04】
好きですよ
さー坊さん、こんにちはでございます!!

私も陽向さんがコメントしておられるように、さー坊さんの色使いはとても好きですよ♪
同系色の濃淡…というのは洗練されていて、大人な感じで粋じゃないですか!!
特に気に入っているのは卯ノ花隊長です。
緑を選択する辺り、非凡な感性を感じます。
私もこんな感じで描いてみたいと思いました☆★☆

それから朽木義兄妹のイラストも秀逸ですね!!
今の季節にピッタリな紫陽花を思わせる色に、美しいお二人の雰囲気があっていると思います。

素敵ですよ~~、イラストも色使いも!!
幼稚園時代の紫の絵の件は、流石に「大丈夫!?」と危惧しましたが・・・
さー坊さんの書き物やブログを拝見する限り、人並み以上に立派に育っていると推察されますから大丈夫ですね!!

それからコチラでお伝えするのも…ですが、昨夜は嬉しい嬉しいメールをありがとうございました。最近涙もろいです、私。
ローガン渡久地 URL 2010/06/23(Wed)16:59:30 編集
あの卯ノ花隊長は・・・
本当に出来心で・・・
普通に赤~ピンク系に(女性だし、という理由では)したくなかった、とあの時は考えたのを思い出します。
でも、青や紫、黄色、オレンジ系ではない・・・で、緑になったような。

正直、他の秀逸な絵を描かれる方のイラストを拝見していて、肌色にいつも目が行くのです。
どうしたらこういう風に塗れるんだろう、と。
勿論ローガン様のイラストも「じー」っと見て、濃淡を見て・・・しかし、いざ技法?を真似て塗ってみようとしても、絶対に塗れなくて、最後には投げ出すのがデフォルトになってます。
あのご兄妹のイラストも、何度か投げ出しそうになりましたが・・・どうしても書き上げなくてはならない事情があったものですから

それから、先日のメールの件、少しでもお役に立てたなら嬉しいのですが、あまりお役には立ててないかもしれません・・・
本当に申し訳ございません。。。
さー  【2010/06/26 00:13】
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さー
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女性
職業:
多数?の草鞋履き(最近少し減らしました)
趣味:
読書、音楽弾き聴き、きもの、草いじり、料理、・・・あと、かきものとか。
自己紹介:
諸般の事情から「多数の草鞋」を履くことになってしまった私です。
息抜きとして、日々のことや趣味のことも書けたら良いなと思っています。

☆名前について☆
ここでは“さー”を使っていますが、“さー坊”というのも時折使っております。
(メール送信時は、名字まで付いてます。)
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