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「多数のわらじ」を履いている?私の、ちょっとだけ息抜きさせてもらえる場所だったり
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・・・いや、WJの衝撃が結構あったようでして。
で、拙宅のリアル悪友や知人方面系から・・・

「一護氏とルキアでいじれ~」

という念?のようなもの?が飛んできました。

まだまだ本調子ではないのですが、これ以上念が飛んできても困るので。。。
(これは九字切りでは払えまいよ。)

というわけで、今回の植物はこちら。
kinmizuhiki.jpg
『金水引』と言います。
別の種に『水引』という植物があるのですが、名前の由来は本家の『水引』と同じように花穂が水引に似ているから、とのこと。
(そして黄色だから『金水引』と。)

実はこの植物、昔から薬草としても重宝されていて、現在も新たな薬効が見つかったりと・・・様々な可能性を内に秘めているんです。
あと、「ひっつきむし」の1つです。
(メジャーなのはオナモミやイノコズチですが、この金水引の実も「ひっつきむし」になります。)
一度くっつくと、結構振り払ったり取ったりするのが大変です。

今回は、こんな金水引の姿を一護氏に重ねてみました。
直接この植物が出ているわけではないのですが・・・(挫折)

そして、本文の最後の言葉は、この植物の花言葉にまつわるものです。
・・・これを言わせたくて、この植物にしたのかもしれn

さて、新展開からはどうなるんでしょうか?
主人公なのに・・・。



『お別れだ、だがさよならは言わぬぞ』
 
一護、
最初にお前と遭った時、山吹色の頭をした只の現世の人間に何が出来るものか、と思った。
ろくに力もない只の生者が、と。
 
だが、
 
貴様は私の霊力を奪うほどに内なる力を秘めていて、
その力で現世の虚とまともに戦っていた。
私が罪人として囚われの身となった時には、
「来るな」と言っても仲間と共に私を追って来てくれた。
現世、尸魂界、そして虚圏での戦いの中で、
貴様の内に秘められた力が次々と開花していったな。
・・・こちらが怖くなるほどに。
 
いつも貴様はそうだ。
 
其の身を半ば投げ打つ覚悟で、
其の力を半ば棄て去る覚悟で、
其の心も半ば失う覚悟で、
 
・・・どうしていつも無茶なことを。
 
今回は、その代償が大きかったようだな。
良く効く薬が強い副作用を持つように、
貴様の得た力が・・・貴様から力を奪っていったのだな。
その強い力を引き出さんとしたが故に、貴様には何も残らなかった。
 
 
一護、
貴様とこうして対峙している今、只の現世の人間となる貴様に何が出来るだろうか。
そう、ろくに力もないのは、私のほうだ。
この期に及んでなお、貴様に何もしてやれぬのだから・・・。
 
だが、
 
貴様なら、きっとまた自分の力で霊力を取り戻すのではないか、
其の力で自ら再び死神代行となることを選ぶのではないか、
そして、また私たちと共に戦えるときが来るのではないか、
そう思えてならないのだ。
 
いつも貴様は、そうだっただろう?
 
己の身を鍛えて強さを求め、
己の力を信じて突き進み、
己の心を見つめ歩み続け、
 
・・・そうして道なき道を切り開いてきたのだから。
 
だから、辛気臭い顔はするな。
一度普通の現世の人間に戻るだけで、これから先のことは分からぬから。
貴様が再び得た力で・・・また会えるかもしれぬからな。
私が見えなくなっても、貴様に残るのは別離の悲しみだけではないはずだ。
そう、私はここにいる。
見えなかろうと、感じなかろうと、私だけではない、貴様と共に戦った仲間が。

だから私も、辛気臭い顔は見せない、つもりだ。


「お別れだ、一護。」

「じゃあな、ルキア。」
 
ただ、一言だけ・・・
いまや貴様に聞こえるのかどうかは分からないが・・・
どうか、この思いだけでも届いて欲しい・・・
 
 
ありがとう


『金水引』の花言葉は『感謝』。
感謝するときにも、様々なシチュエーションがありますよね・・・。

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しっとりと・・・
さー坊さん、こんばんは!!
お誘い頂いたのに遅くなってゴメンナサイ。

金水引・・・「ひっつきむし」の仲間ですか。
さー坊さんはホントに植物に造詣が深いですね^^

日本にはとてもたくさんの植物があり、(今流行の言葉で言うと『生物多様性』と言うのでしょうか?)古の昔から人々がその一つ一つに愛情を持って接していた・・・という事が、さー坊さんの作品から受ける感覚の一つになっています。

今回も自己主張の少ない金水引とルキアの組み合わせが、決して自らの幸福を優先しないルキアに重なったり、でも「ひっつきむし」なら、こっそり一護に引っ付いて欲しい・・・と思うイチルキな私なのでした。

*****************

WJを読んでいないので、イマイチ分からないのですが、一護は泣いたりしたのでしょうか?
ローガン渡久地 URL 2010/10/14(Thu)20:59:08 編集
Re:しっとりと・・・
こんばんは~
色々と『落ち』状態から浮上しようとしております。
どうか「来週の今日」は程よく卍解できますように!!

>日本にはとてもたくさんの植物があり、(今流行の言葉で言うと『生物多様性』と言うのでしょうか?)古の昔から人々がその一つ一つに愛情を持って接していた・・・という事が、さー坊さんの作品から受ける感覚の一つになっています。

雑草であっても意外と愛らしい名前が付いていたり、また名前の由来を辿っていくと驚きにも似たものを感じたり、と・・・植物の世界は奥深いです。
品種改良をされたガーデニング用の植物や観葉植物、生け花観賞等も好きなのですが、私は有りの侭の姿で・・・ふと視線を落とした先や見上げた先で生きている植物もまた美しいと思えるのです。

>今回も自己主張の少ない金水引とルキアの組み合わせが、決して自らの幸福を優先しないルキアに重なったり、でも「ひっつきむし」なら、こっそり一護に引っ付いて欲しい・・・と思うイチルキな私なのでした。

意外と、義骸に入ってまた居候していそうな予感もしますね(笑)
そうしたらひっつくかもしれません♪
(但し、ルキア戦闘中で義骸の中身がチャッピーだったら・・・くわばらくわばr)


そして、一護氏は泣いてはいなかったようです。
というか、泣いている暇あったら何とかして霊力取り戻すように行動しろ、と言いたいのが本音です(だって『主人公』なんですよ、彼)。
さー  【2010/10/16 20:19】
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多数?の草鞋履き(最近少し減らしました)
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読書、音楽弾き聴き、きもの、草いじり、料理、・・・あと、かきものとか。
自己紹介:
諸般の事情から「多数の草鞋」を履くことになってしまった私です。
息抜きとして、日々のことや趣味のことも書けたら良いなと思っています。

☆名前について☆
ここでは“さー”を使っていますが、“さー坊”というのも時折使っております。
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