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「多数のわらじ」を履いている?私の、ちょっとだけ息抜きさせてもらえる場所だったり
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今日は朝涼しかったですね。
半袖で家を出て「寒っ!!」と思いました。
(その後、メルトダウンしているわけですが。)

さて、「秋」といえば何を思い浮かべるでしょうか・・・
今日の御題はこちら。gama.jpg

ガマ、です。
水辺に生えている植物です。
母方の祖母の家では、これがお盆の仏壇飾りに
必須で、虫刺されに気をつけながら取りに行ったものです。

昔、私にはこれがとても美味しそうに見えたことから
思いついたネタを。




やっと絆を取り戻せた(?)幼馴染二人でやってみました。

なお、いつもの注意事項はブログの冒頭に載せてみました。
ごちゃごちゃしててごめんなさい・・・。
(六番隊副隊長・阿散井恋次氏と、幼馴染の朽木ルキア氏で。)

さて、毎回書こうとして兄様の影がちらついてしまって挫折し続けた
幼馴染二人です。
個人的には、恋次氏のほうが若干年上に見えるのですが、どうでしょうかね・・・?


「がまの穂」
 
川べりの淀んだ葦の茂る箇所で、懐かしいものを見つけたんだ。
 
「ほらルキア、ガマだぜガマ!!」
「何を見つけたのかと思えば・・・」
「だってガマなんてこの辺じゃ見ねーだろ?そりゃ昔はさ・・・」
「恋次!!お前はまたそうやって私のことをからかうつもりなのか???」
 
ちっ・・・怒って帰りやがった。
ったくよぉ、べつにてめーを怒らせたかったわけじゃねーんだよ。
 
―おいルキア、これ、食えるんだぜ?-
―本当か恋次??・・・確かに見た目は何かおいしそうにも見えるが・・・―
―まあガブっといってみろよ。―

・・・・・

―ぺっ・・・こ、こら恋次!!・・・私をだましたな!!!
 こんなもの食べられるわけ無いではないか!!
 口の中がごわごわして気持ち悪いではないか!!―
 
・・・懐かしい、な・・・
あのあと、ルキアは3日間、口をきいてくれなかったんだ。
でもよ、そんなに怒るほどまずいのか、これ・・・
 
「うわっ・・・・」
 
「・・・恋次、お前は何をしておるのだ。
気になって戻ってみれば・・・全く。」
あきれたように、川の水で口を漱ぐ俺を見下ろしていた。
「だってよ、テメーがあん時怒る位に、がまが不味かったのかと・・・」
「口がワタだらけになってごわごわして大変だったんだぞ。
 私があの時口にしたのは、ああなる直前のものだったからなおさらだ。」
ルキアが指差すほうには、実が熟して解けつつあるがまの穂があった。
布団ができるくらいにふわふわなそれは、確かに不味そうだ。
 
「何でも口にしなければならなかったあの頃と比べて、今は幸せなのだろうか・・・」
「さあな。食うに困らねえという点は、数段マシだろうな。」
「・・・そうだな。」

そんなにしみじみ言うなよ、ルキア・・・妙に不安になるじゃねーか。
・・・おい、ルキア、お前・・・今幸せなのか?
また何か辛い思いとか?・・・いや、今の隊長ならそんなことはねーと思うけどよ。
 
けど・・・俺の疑問や不安は、次の瞬間に崩れ去った。
「今日はうなぎの蒲焼らしい。がまの穂と比べたら似たような色だが数倍美味だな。」
「・・・・・・」 

あの沈黙の3日後、てめーが笑ってくれたとき、どんだけほっとしたか知ってるか?
今の瞬間の俺も、多分同じくらいほっとしただろうな。
・・・またてめーが笑っていられるようになったんだからな。
 
 
白状します、がま、むかし食べたことあります。そして自滅しました。
だっておいしそうなんですもの・・・あの形状、きりたんぽみたいというか、
アメリカンドッグみたいというか、なんというか・・・

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なんだっけ…?
蒲の穂とうさぎが出て来る…。
うさぎが何だか悲しい目に遭う…。
思い出せない…。 まぁいいや

幼き日の二人は可愛かったですよね~~。
ルキアは、小さい頃からそのしゃべり方だったのか…とずれたポイントで読んでいました
蒲の穂は陽向地方でもお盆には必須ですよ
高いけど…。

今更なんですが…
さーさん・さーちゃん・さっつん・さーしゃ
何とお呼びすれば良い?
陽向 URL 2009/08/24(Mon)23:46:27 編集
Re:なんだっけ…?
陽向ちゃん、いらっしゃいませ

>蒲の穂とうさぎが出て来る…。
>うさぎが何だか悲しい目に遭う…。
>思い出せない…。 まぁいいや

因幡の白兎ですね、それ・・・多分。
でも、塩水浴びるのも、大昔では結構まともな治療法(滅菌と言う意味で)と考えられていたらしいと聞きましたが、でも確かにアレは痛そうです。
その後、後に大黒様?になる人にガマの穂で体をくるむと良いといわれたんでしたっけ・・・?

>幼き日の二人は可愛かったですよね~~。
>ルキアは、小さい頃からそのしゃべり方だったのか…とずれたポイントで読んでいました

恋次氏の回想シーンで、
「態度はでかくて言葉遣いは男みたいで、だけど何をしていてもどこか気品のようなものが漂っていた」というのがあったので、今の言葉遣いとそんなに変わらないかな・・・と思いながら書いていましたね・・・
たくましかったんでしょうね、きっと。

>蒲の穂は陽向地方でもお盆には必須ですよ
>高いけど…。

私のところは自生しているものを拝借してました
ただ、虫よけスプレーと長袖は必須でした。
結構デンジャラスな体験も(へびとかヘビとか蛇とかスネーク・・・・)


>今更なんですが…
>さーさん・さーちゃん・さっつん・さーしゃ
>何とお呼びすれば良い?

うーん、一番最後のは、私の愚弟sたちの一人が泣きつく時に呼ぶ名前に似ているので、ちょっとだけパスを・・・つい頭をグリグリしたくなります。
(「さーしゃん」と呼ばれるのですよ:ちなみに去年年齢二ケタになったくらいのサイズです)
通常周囲から呼ばれるのに近いのは、前2つでしょうか・・・?
なので、前二つのうちどちらかなら、違和感なくて嬉しいです
さー  【2009/08/25 20:35】
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さー
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女性
職業:
多数?の草鞋履き(最近少し減らしました)
趣味:
読書、音楽弾き聴き、きもの、草いじり、料理、・・・あと、かきものとか。
自己紹介:
諸般の事情から「多数の草鞋」を履くことになってしまった私です。
息抜きとして、日々のことや趣味のことも書けたら良いなと思っています。

☆名前について☆
ここでは“さー”を使っていますが、“さー坊”というのも時折使っております。
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