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・・・『かきもの』、行きます。
急に浮かんだので。
御題は、此方。
『海松』・・・『みる』と読みます。
海草です。
今はあまり食用にしませんが、昔は食用としてメジャーな海草でしたし、和歌でも『掛詞』として用いられたそうです。
(恋の歌が多かったらしい。。。)
今も、キムチの材料に使ったり、儀式に用いることもあるとか。
『植物教えてください』企画で、「某お兄様の芸術的傑作『ワカメ大使』に対抗して海草系の・・・」というお話を伺い、「其の発想は無かった!!」と。
目からウロコが落ちる、って、あのような事を言うのだなと。
・・・考えてみたら、海草も立派な植物系ですよね!!
ただ、申し訳なかったのが・・・その時教えていただいたのは『毬藻』だったのですが、
どうもあの北海道の某マスコットが脳内で踊り出す、というカオスフルな脳みそになってしまいます。
なので、すみません、毬藻は挫折しました!!
・・・どうか、古来より愛された海松でご勘弁を!!
(でも、私のかきものですので、レベルなど高が知れているのですが・・・。)
さて、この海草系(というか、水草系?)を教えてくださった方は、ギンのファンだそうです。
(そういう認識で良いですよね???)
・・・そして、何故か拙宅にお越し下さるお客様は・・・ギンのファン(もしくは「ギンルキ」好き)の方が多いようです。
(基本的に白ルキ好きな拙宅ですが・・・なんだかすみません、という気持ちも。)
というわけで、ギンで書いてみます。モノローグとして。
お相手は・・・どのように読んでいただいてもOKです。
(ルキアでもよし、乱菊さんでもよし、その他誰でも・・・色々な想像で楽しんでいただけたら嬉しいです!!)
『みるめ無きゆえ』
キミは何にも知らんでええんよ。
キミは何も見る必要はないんよ。
ボクがキミに意地悪する理由も、
ボクが貼りついたような笑顔でキミに接する理由も、
ボクが蛇のように音も立てず気付かれずに暗躍することも、
何も、知らんでええよ、見んでええよ。
寧ろ、知ったらアカン、見たらアカン。
もしもキミにボクの本当の姿を見つけられたら、
もしもキミにボクのしようとしていることを知られたら、
・・・きっとボクはキミを守れなくなる。
海の中に広がる深く青く暗い世界が、浜辺で波と戯れるキミからは見えひんように、
強い海流に抗いながら泳ぎ進むボクの姿が、穏やかな日の光に包まれる君が知らへんように、
キミから見えひん世界だからこそ、ボクはキミのために動けるんや。
キミの知らへん理由があるから、ボクはキミのために事を為せる。
キミを巻き込まずに、キミを守り抜ける。
たとえ表面上は・・・キミをからかい、傷つけ、翻弄することがあったとしてもや。
それでもな、
ふと、思う事はあるんよ。
ボクがキミのことを、どれだけ見つめてきたか・・・知って欲しい、と。
キミがどれだけ・・・いい男を『見る目』がないんや・・・と。
せやけど、
キミがボクのことを勘違いしてくれているからこそ、
ボクはボクのやり方で、キミを護れる。
キミからボクの真の姿が『見えない』からこそ、ボクは・・・・
キミがボクの為そうとしていることが『見えない』からこそ、ボクは・・・・
もし、
キミがボクのことを知ったら、
キミがボクの姿を見たら、
そのときは、
そっと、ボクの見えひんところで、泣いてくれはる?
・・・ボクはきっと、それだけで充分や。
海松の読みである『みる』と『見る』を掛けて古の人は歌を詠んだそうですね。
(あまり古典の知識が無い私には、奥深い世界なので・・・理解には程遠いのですが。)
タイトルも、浅学な私なりに、『みる』と『見る』を掛けてみました。
・・・見る目がない・・・自分の本当の思いを知られることが無いが故に・・・といった感じです。
でも基本的にはいい加減なので、温かい目で見てやってください。
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息抜きとして、日々のことや趣味のことも書けたら良いなと思っています。
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ここでは“さー”を使っていますが、“さー坊”というのも時折使っております。
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