すみません、本当に魔が差したとしか言いようの無いものをぶっつけかきもので置いていきます。
お題はあって無いようなものなので、敢えてこれ、とは載せません。

いや、昨日が「良い夫婦の日」で、今日が「良い兄さんの日」と聞いたから・・・。


猛者の方から頂いたハードルの高いかきものリクエストから逃げたわけじゃないんだ！！！

「良い夫婦の日」と『良い兄さんの日」と聞いて、
何故か・・・なぞの感動を呼び起こす迷曲？が頭に浮かびまして。
コレを拙宅のヘタレな兄様にやって頂いたらどうかな、って。。。

ただし、歌っているのはルキアさんです。
しかもいつもの天然ブラコン状態のルキアさんではなく、寧ろ真面目なツッコミ役と化しているルキアさんです。


「朽木の屋敷に帰ると義兄が必ず死んだふりをしています。」


「只今戻りまし・・・ぅひゃああああああ！！」

門をくぐれば兄様が倒れている
背中に突き刺さる千本桜
飛び石は血まみれ
清家殿はもう慣れたそうだが、浮竹隊長あたりが見たら四番隊を呼ばねばならないかもしれない。

私が落ち着いて
「今日のは流石に驚きました。
千本桜をそのようなことに使ってはなりませぬ、兄様。」
と苦笑すると
兄様はうつ伏せのまま幾分か満足そうに
ふっ、と笑っていらっしゃった。
（見た目では分かりづらいけれども。）

朽木の屋敷に戻ると必ず義兄が死んだふりをしています。
明日はどんな果て方しているのか
予想すらできません。


ある日は頭に銀嶺弧雀が刺さっていたり
（石田、そんなことに協力しなくて良いから！！）
ワカメ大使の縫いぐるみを抱えていたり
桃色の南瓜みたいな十刃の着ぐるみが倒れていた時は
本気で断空覚えて試そうかと思ったものだ

後片付けも意外と大変で
屋敷の皆さん総出で屋敷の壊れた箇所の補修をしてみたり
(すみません清家殿・・・今度現世の美味しい和菓子見つけてきますね）
・・・弧天斬盾が刺さったまま食事の席に着くのは
流石に勘弁してください兄様！！
（井上もノリノリで兄様に協力していないで止めてくれ！！）

朽木の屋敷に帰ると義兄が必ず死んだふりをしています。
無視して通り過ぎると本気で落ち込むのが分かるので（分かりづらいけれど）
できるだけ突っ込みは入れるようにしますが


引き取られて直ぐの頃は
こんなことをするような方だとは予想もしなかった
この方との間には埋めようとしても埋められぬ溝があって
自分の居場所さえ見つけるのが難しかったのに

何も告げずに現世に向かい、得がたき仲間を得るようになって、
兄様の胸の内を知ってから、死神として生きていくのが誇らしく思えるようになった
けれども虚圏に行くため、再び尸魂界に一人残してきた兄様の気持ちを
受け取った外套からきちんと汲み取れていたかと問えば、怪しいと思う

朽木の屋敷に戻ると兄様が必ず死んだふりをしてるのは
少しでも距離を縮めたいと思ってくださっているからなのか
正直、私には分からない

でも

朽木の屋敷に戻った私を待っていらっしゃる 兄様の演技を見ることが
私たち二人の相互理解方法としてならば
それはそれで・・・
いや、もっと良い方法が他にもあると思います兄様！！
（それで止めるような兄様だとは思いませんが！！）


朽木の屋敷に戻ると兄様が必ず死んだふりをしています。
今日はどんな散り方しているのか
私は予想をしながらいつも通り門をくぐるのだ

「只今戻りまし・・・
ぎゃああああチャッピーが兄様を圧殺してるぅぅぅっ！！！」

 

色々とすみませんでした。
反省はしております。。。

しかし物凄い「かまってちゃん兄様」ですよね、これだと・・・。