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「多数のわらじ」を履いている?私の、ちょっとだけ息抜きさせてもらえる場所だったり
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最近、「かきもの」が続いてますね・・・。
もっと「つれづれ」なるものも書きたいような、いや「かきもの」でもいいような。
・・・もう少しひねりの才能が欲しいです。

出かける前にちょいっと貼り付けます。着物で出かける予定なのですよwww
お題はこちら・・・と思ったのですが、
諸般の事情から『御題』の植物の画像を貼り付けることが出来ません。
私も画像を持っていないのと、いつもお世話になっているサイト様にも
さすがにお写真が無かったのです。
(ネット上には沢山掲載されていますが・・・黙って頂くわけにも行きますまいよ?)

ただ、似てる植物といえば・・・これでしょうかね?
※例により、「植物園にようこそ」様よりお借りしてます。
sumidano-hanabi.jpg
“隅田の花火”です。
確かに、最初にあの花を知ったときには、アジサイと勘違いしました。
ですが、
アジサイは5月末~梅雨明けくらいの植物ですが、
今回の御題は春の花なんです。




例によって、注意事項を(毎回しつこい!!といわれそうですが・・・)
・原作者様、出版社様とは関係ございません。
・本文は「つづき」から色を薄くしてあります。
・苦手な方は、「かきもの」カテゴリーを飛ばしてください。
・苦情、中傷、荒らしはご遠慮ください。


・・・満を持しての(?)ご登場でしょうか、あの「センスゼロ」なお二人です。
(史上最強の不器用?かもしれない「朽木兄妹」のお二人・・・
の朽木白哉氏と、その義妹のルキア氏で。)

敢えてではございません。
ですが、間違いなく『似たもの義兄妹』のお二人です。
・・・以前より、妹さんで御題を設定して書こうとすると、お兄様の気配が「ちらつく」ので
中々書けなかったんですよね。
別に私、妹さんをピンチに陥らせるような真似、するつもりはないんですけれど!!

「あの」出来事はちょうどこのくらいの時期だったでしょうか?
原作コミックス第20~21巻あたりのこのシーンに衝撃を受けた方も多いのでは??
かくいう私も、愚弟らの持っていたコミックスを一緒に読みつつ、
「え?なんでこの人がここに??」となったものです。
(そして遂には「私の誇り」にまで至る・・・
そういえば、かの「ウィ○ペデ○ア」の「シ○コン」の説明の箇所に、
兄様のお名前がちゃんと「例」として掲載されてた記憶が・・・)
(妹さんのほうは親近感があったのでともかく)、それまで兄様は
「単なる美形の敵キャラ」でしたが、あの一件以降、妙にすれ違いだらけの
不器用で意外と人間くさくて天然(ある意味自分に正直で一途)なこの兄妹に妙に関心が。



『瓊の華(たまのはな)』
 
 
お前は、私の知らぬところで、
・・・私には想像も出来ぬような苦労をしてきたのだろうな。
 
兄様は、私の知らないところで、
・・・私には想像も出来ないような苦悩を抱えていらっしゃったのでしょう。
 
 
思えば、お前を今まで取り囲んできた世界は、漆黒の海のようだったであろうな。
頼る灯も無く、お前は一人で己を奮い立たせて孤独と闘っていたのだろう。
もしも私が一筋の光をもたらせたのならば、お前はきっと珠の様に輝いたことだろうか。
 
思えば、兄様は私をいつも見てくださっていらっしゃったのでしょうね。
言葉では多くを語らずとも、その背で私に語りかけようとしていらっしゃったのでしょう。
もしもそれに私が気付いていたならば、兄様から差し伸べられる灯に気付けたはずなのに。
 
 
だが、お前を救おうともせず、更に私はお前を双殛に送ったのだ・・・
光を私はお前にもたらすどころか、お前をさらに暗く激しい嵐の中に追いやったのだ。
 
けれど、私は兄様の思いを知ろうともせず、何も言わずに現世に向かったのです・・・
そっと差し伸べられていただろう灯にも気付こうともせず、背を向けて闇のほうへ。
 
 
お前を見殺しにしたときも、私は分からなくなっていた・・・
嵐の中に、己をも追いやっていたことに気付かなかった、あのときまでは。
 
自分に課せられる罰を覚悟した後も、私は浅ましく生を求めていました・・・
兄様に、あの丘で私を突き放していただけた、あのときまでは。
 
 
それでもなお、私は己の真にさえも目を背けたのだ。
あの場でお前に向けられた悲愴な眼差し、それはそのまま私の真の姿でもあった。
 
それでもなお、私は確かに感謝をしておりました。
今まで育てていただいたことも、罪深き私を見送っていただけることも。
 
 
 
 
 
-・・・・けれども、
 
私は失う痛みを知っている。
この身を貫かれる痛みなど、それに比べれば大したことでは無いということも。
 
私は失う痛みを知っています。
大事な人を貫く痛み、大事な人が貫かれる痛みは、この身が貫かれるよりも苦しくて。
 
 
-・・・本当に、護るべきものは・・・
 
あの丘でお前に手を取られたとき、私の心が凪いでいくのを感じたのだ。
 
あの丘で兄様の手をお取りした時、私のすぐ傍に灯があったのだと知りました。
 
 
-・・・何よりも、求めていたもの。
 
これほどまでに、お前の手は小さかったのだな。
・・・嗚呼、このような心地よい温もりは久方ぶりだろうな。
 
こんなにも、兄様の手は大きかったのですね。
・・・正直、こんなにも温かいものだとは思っておりませんでした。
 
 
-・・・だから、
 
もう闇の海にお前を放ってなどおかぬ。
もう差し伸べられた灯に背など向けません。
 
 
今、やっと暗く激しい嵐を抜ける海路を見出したのだ。
今、やっと長い暗闇の向こうに出口を見つけました。
 
 
たどり着けそうだ・・・目指すべき場所に。
たどり着けそうです・・・光の指す方向に。
 
 
この世界にたった二人残され、されど・・・一人ではない。
・・・二人でならば、きっと。
 
 
-・・・その先に咲き誇るは、薫り高く耀きを放つ白珠。名は、瓊の華。
 
 
 
『瓊の華』・・・「瓊花」(けいか)という植物です。
日本では唐招提寺と、皇居と、あと数箇所しか植えられていない花。
鑑真大和上像が中国に里帰り?した際に、記念に日本に贈られたもので、
大和上の故郷、揚州で咲く花だそうです。
清楚で白いガクアジサイのようですが、花びらが5片で、春に非常に上品で
素晴らしい香りを漂わせるとのこと。
 
これは5月末にインフルにもめげずに行った奈良旅行がベースになったネタです。
鑑真大和上の苦難の道と、二人の苦難を重ねつつ。
時機は逃していましたが(というか、花の存在さえ知らなかった)、あのときも境内は
他の花に包まれてとてもいい香りが漂っていました。
 
でも、本文とこの花、何にも関係ないですよね・・・(挫折)
せめて長い闇を抜けた後にはこの華の香りが漂うような、穏やかで柔らかな光が満ちているような
未来が広がっていて欲しい、という思いを込めて。
・・・この二人、「家族」という点においては、お互いに不遇でしたからね。
 
なお、拙作では他の作品もそうなのですが、
特に恋愛感情は持たせているわけでは無いのです。
・・・が、お好みによって脳内変換をお願いいたします。お任せいたしますゆえ・・・ww

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兄様
兄様は不器用な方なのでしょーか。。。
もっと分かりやすく大切にしたらいいのに…しょーがないゎね…。
そこがまた良いのですけどね

あたしはこのカテゴリにはまってしまいました
コミックスを持っていないので読み返せないのがもどかしい…。

あ、そぅそぅ。 『お願い』の件なのですがー。
第一希望:ひなちゃん
第二希望:陽向ちゃん
第三希望:陽向さん
…限りなく第三希望になりそうな予感

今日はお着物でお出掛けですか?
優雅ですね~
あたしは午後からお山で一日農民体験の予定です
陽向 URL 2009/08/22(Sat)10:16:22 編集
Re:兄様
>兄様は不器用な方なのでしょーか。。。
>もっと分かりやすく大切にしたらいいのに…しょーがないゎね…。
>そこがまた良いのですけどね

急に「あの」時から手のひらを変えたように分かりやすく大事にしても、それはそれでなんか兄様らしくないような・・・
「ツンデレ」の「ツン」が9割だからこそ、あの兄なのかなと。
(1割の「デレ」は決して妹さんには見せません。
そのときには「妹さんに背中を向けている」または「妹さんが気絶している」から
まあ、アレだけ「そっくり」なら、確かに辛いかもしれないけれど、そこでなおも優しく出来なかったあたりが、本当は自分の弱さを自覚しているのに強くなれない兄様の「人間くさい」ところなのかもしれないな、とも。


>あたしはこのカテゴリにはまってしまいました
>コミックスを持っていないので読み返せないのがもどかしい…。

34巻の兄様もかなり衝撃的ですね、あれは・・・
カボチャに対して、始解を経由せずに即卍解をされていたようですし。
すごいことを言い切ってしまっていますしね。
(いろんな解釈はできるんですけれどもね・・・)
でも、このカテゴリーに嵌っていただけて、嬉しいです

>あ、そぅそぅ。 『お願い』の件なのですがー。
>第一希望:ひなちゃん
>第二希望:陽向ちゃん
>第三希望:陽向さん
>…限りなく第三希望になりそうな予感

さすがにお客様には第一希望は恐れ多く・・・
でもどうやら第三希望はあまりお望みではなさそうですね?
では、第二希望ではどうですか?陽向ちゃん

>今日はお着物でお出掛けですか?
>優雅ですね~
>あたしは午後からお山で一日農民体験の予定です

着物は夏の薄物を着ていきましたが、暑いです。
でも浴衣はもっと暑いので、やはり着物派ですね。
最近は街着としても着ている方、いらっしゃるんですよ?
さー  【2009/08/22 20:26】
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さー
性別:
女性
職業:
多数?の草鞋履き(最近少し減らしました)
趣味:
読書、音楽弾き聴き、きもの、草いじり、料理、・・・あと、かきものとか。
自己紹介:
諸般の事情から「多数の草鞋」を履くことになってしまった私です。
息抜きとして、日々のことや趣味のことも書けたら良いなと思っています。

☆名前について☆
ここでは“さー”を使っていますが、“さー坊”というのも時折使っております。
(メール送信時は、名字まで付いてます。)
どれでもお好きなものでお呼び下さいませ♪
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