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御題は、こちら・・・の近縁種。
皆様ご存知、ゴールドクレストです。
最近のガーデニングブームや、クリスマスの「モミの木」代わりに用いられることが増えてからメジャーな植物になりましたね。
そして、このゴールドクレストは杉ではなくて『檜』の仲間になるんです。
葉も・・・杉は硬くてトゲのような形状をしているのですが、檜やゴールドクレストは柔らかくて特有の芳香がありますね。
で・・・、これの近縁種ということで・・・。
今回本当にいじったのは此方。
サイプレス・・・糸杉です。
この画像自体はイタリアン・サイプレスという糸杉の仲間です。
サイプレスという名前自体は、アロマオイルでも用いられたりするので・・・耳にされることがあるかもしれません。
また楽器にもよく使われます。
ただ・・・この木は、あまり芳しくない一面があるのですよ。。。
(花言葉にも、ソレがありありと出ていますね。。。)
今回は、そんな一面からイメージして、先日お誕生日を迎えられたというアノ方でかきものをしてみます。
拙宅では初めてだと思います。
・・・この植物でギンをいじらなかったのは、ある種の遠慮からです。
そして、何より・・・此の方に相応しいかと思ったから。
『幸福論、または絶望論』
私には、無い。
死神としての柵も無い。
虚圏で振り翳した畏怖も無い。
私の手足となったモノも無い。
私の手足を浚おうとするモノも無い。
永劫の時の中を闇に囲まれて過ごすことに対する哀しみも無い。
生けるものに等しく与えられるとされる死さえも無い。
私に唯一あるとすれば、
世に蔓延る柵に疑問を持ちながらも問わず、
其の身に及ぶ不条理をも是として疑いもせず、
盲目にこの世界の『楔』だという考えを捨てることもせず、
同じ歴史を繰り返すだろう彼らへの、失望のみ。
いや、最早、絶望とでもいうべきか。
以前目にしたとある書物に、
永劫に悲しみ続けるため、自ら望んで糸杉に姿を変えられた者の話があった。
当時は愚かなものだと笑ったものだが、
今思えば、私も似たようなものだ。
永劫に絶望し続けるために己をこの様な姿にされたのだから。
もっとも、私が絶望したのは、
この様な私の有様にではなく、この様にしなければ私を止めることが出来ないという
相変わらず進歩の無い、この世界に対してなのだが。
まあ、良いだろう。
私は二度と、愚かな彼らの顔も見る事は無いだろう。
愚かな彼らが作り出す、変わることの無い不条理の世界に出ることも無いだろう。
その不条理の世界が生み出すだろう柵に、無駄に縛られることも無いだろう。
そして、いずれは、
私の世界からは絶望さえも無くなることだろう。
・・・それが哀しみを内に残し糸杉と化した者と、私との違いだろうか。
果たしてどちらが、幸福なのだろうか。
君は、どう思うかい?
書いていて、藍染様が所謂『厨二病』っぽく感じられてきてしまいました。
というか、書いている私が正にそれなんでしょうね・・・。
藍染様が大好きな皆様、こんな風にしてしまって御免なさい!!!
ちなみに、サイプレスは日本名を『糸杉』と言います。
花言葉は『死・哀悼・絶望』。
西洋では喪のシンボルであり、墓地によく植えられるとのことです。棺に使われる木でもありますね。
(上記の「かきもの」でも少しだけ出てきてる、ギリシャ神話の糸杉になった人間の話から。
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