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「多数のわらじ」を履いている?私の、ちょっとだけ息抜きさせてもらえる場所だったり
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・・・ついに、この時が来てしまいました。
このブログでもっとも役に立たない「かきもの」です。
お題としては、我が愚弟sらが大好きな漫画(そしてつられて私も読み始めた)、
「オレンジ頭の死神さんが活躍するお話のキャラクター」を
植物や着物の柄を題材にいじってみる、というものです。

なお、出版社様や作者様とは一切関係ございません。
(関係あったら、逆に怖くていじれません!!)
あくまでも2次的かつ私的な創造物をぺたっと貼っているだけです。

このブログの性質上、訪問下さるお客様も様々ですので、
こういった類のものを苦手とされる方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、この記事を飛ばしてお読みください。本文は「つづき」から
記載するように致します。
(カテゴリー「かきもの」には、こういった類のものが書かれる予定ですので、
それ以外のカテゴリーを選んでいただければ、避けられると思います。)

荒らし、中傷、苦情といった行為はご遠慮願います。
(誤字脱字のご連絡は歓迎いたします。)
他の記事に訪問くださる方もいらっしゃいますので、
最低限のネットマナーをもってご覧くださいますよう宜しくお願いいたします。

では、最初の御題はこちら。
d6d3546b.jpg
白髪の温和なあの方と、いつも元気な部下2人と・・・
このような文を書くきっかけを頂いたとある方に敬意を表しつつ。

(十三番隊隊長、浮竹十四郎氏、第三席の虎鉄清音氏&小椿仙太郎氏、
そして朽木ルキア氏・・・第して「浮竹保育園」または「おじいちゃんと孫」)

色を薄くしてありますので、読みづらい場合には反転させてご覧ください。
何のことは無い、ほのぼのネタです。長いです。


「ほおづきの笛」
 
 
「浮竹隊長、そのほおづきはどうされたのですか?」
「いやあ、これは実家に帰った際にあまりにもきれいだったものだから、
雨乾堂の床の間にでも飾ろうかと思ったら、大量に持たされたな。」
「大きくてきれいなほおづきですね!!」
「だろう?
・・・そうだ、お前たち、ほおづきで笛ができるのを知っているか?」
「笛、ですか?」
「笛というよりは、音を鳴らして遊ぶおもちゃのようなものだ。
もし知らないなら、こんなに沢山ある。
休憩時間の時にでも、一緒に作ってみないか?」
「隊長!!自分もそのほおづき笛づくりに参加してもよろしいでしょうかッ!!」
「あっ!!小椿ずるい!!隊長、自分も参加したいでありますっ!!」
「・・・仙太郎も清音も全く・・・ほおづきは、ほらこの通り沢山あるぞ。
朽木はどうする?白哉はこんな遊び知らないだろうから、驚かせてやるか?」
「兄様はこのような遊びはご存知ないでしょうね。
・・・特にお知りになりたいとも思われないでしょう。『下らぬ』とおっしゃられるでしょうね・・・。」
「まあ、あいつの性格からしたらそうだな。
(でも、朽木、お前がやることであれば、あいつは全て知りたがるんだが・・・)」
「でも、ほおづきがすごく懐かしくて。
だから、ご一緒させてもらってもよろしいでしょうか?」
「ああ!じゃあ皆でやってみようか!!」
 
「まず、ほおづきの実の皮をこうやって裂いて、中の実を」
「もいでしまってよいのですかッ???」
「まて仙太郎、もがずに、こうやって後ろで束ねるんだ。
・・・羽つきの羽みたいな形になるだろう?」
「本当です!!羽みたいです隊長っ!!」
「それから、その橙色の実の部分、それをずーっと揉んでいくんだ。」
「どのくらいですか隊長ッ??」
「そうだなぁ・・・実が柔らかくなると、中の種が表面にまで浮いて見えてくるんだ。
それからもゆっくり揉んで行くと、実の付け根から中の汁が出てくるようになる。
それくらいまでゆっくり揉んでみよう。」
 
「・・・これはいつまで揉めばよろしいのでしょうか隊長・・・」
「うーん、結構時間と根気が必要なんだ。」
「よし、俺は根気強く粘るぞ!!」
「あんたになんて負けられないわよ!!私だって根気強く揉むんだから!!」
「・・・あの、小椿殿も虎鉄殿も、そんなに強くされては・・・・」
 
―・・・びちゃ!!!
 
「うわっ!!破れやがった!!」
「ひゃ・・・私のも・・・」
 
「こらこら、そんなに力を入れて揉むと、ほおづきの皮が破れてしまうぞ?」
「もう遅いですよ隊長~!!」
「おい清音、朽木は上手い具合にやってるぞ!!」
「え、ホント?朽木さん・・・わぁ、すごい器用!!」
「清音が不器用なだけだろ??」
「アンタに言われたくないわよこの顔デカ男っ!!」
「何を~!!このチビ女ッ!!」
「おいおい・・・とりあえずお前たち、手を洗ってこい。
朽木は上手いこといっているようだな。」
「はい・・・でも、このような感じでよろしいのでしょうか?」
「ああ。表面に中の白い種も沢山見えるようになっているから、
もう少ししたらここの付け根から中の汁が少しずつ出てくるようになるさ。」
「その後はどうすればよいのですか?」
「それを少しずつ出してやって、最後に種が付いていた中の芯があるから、それを上手く
引き抜いてやって、洗えば完成だ。」
 
「うわぁ。朽木さん、すごい・・・」
「さすが、どこかの鼻くそ女とは違うな。」
「何いってんのよ、どこかのあごひげ男と違うのよ!!」
「おいおい・・・」
「・・・ところで、これをどうやって笛として吹けばよろしいのでしょうか?」
「それを口に含んで、舌で上手く潰すと、音が鳴るんだ。
・・・昔はそうやってよく遊んだものだなァ。」
 
―・・・ぶーーーっ!!
 
「うわっ、なんて音なんだ??」
「なんか小椿のおならの音みたい~!!」
「ンだとォ清音!!もう一度言って見ろッ!!」
「こらこらお前たち・・・」
「・・・あまり、きれいな音ではないですね・・・?これが、笛なのでしょうか?」
「でも、昔の子どもそれさえも面白がってやったものでな?
そんないい音が鳴らせたやつは、一躍子どもたちの中で注目されたり
羨ましがられたりしたもんなんだよ。」
「では、なかなか鳴らせない人間もいたということでありますかッ??」
「そう、大体がさっきの仙太郎や清音みたいに、潰してしまうんだよ。
上手く最後まで作っても、不器用で鳴らせない子もいてな。
・・・俺もよく兄弟たちから泣かれたもんだよなあ。」
「・・・浮竹隊長は、小さい頃はどんな遊びをほかにされていたんですか?」
「あっ!!それは自分も聞きたいでありますッ!!」
「ずるいわよ小椿!!自分も同じく聞きたいありますっ!!」
「そうだなあ・・・色々思い出すなあ・・・
あとは、そうだな、こんなこともやったぞ??・・・」
 
 
先日お盆で帰省したときのホオヅキの山を見て、つい・・・
誰を出演させるかと思ったときに、ぱっと浮かんだのが
「浮竹保育園(または、祖父十四郎と孫3人)」でした。
ホオヅキ笛は、大量に頂いたホオヅキを見た祖母が発端になり、
思いっきりティーンエイジャーの従兄弟2名が「出来たら1000円」につられて
チャレンジしていましたね。
結果は・・・やはり仙太郎氏や清音氏のようになりましたが、その間現代っ子の従兄弟たちが
携帯を全くもっていじらずにほおづきを揉んでいたのに驚きました。

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HN:
さー
性別:
女性
職業:
多数?の草鞋履き(最近少し減らしました)
趣味:
読書、音楽弾き聴き、きもの、草いじり、料理、・・・あと、かきものとか。
自己紹介:
諸般の事情から「多数の草鞋」を履くことになってしまった私です。
息抜きとして、日々のことや趣味のことも書けたら良いなと思っています。

☆名前について☆
ここでは“さー”を使っていますが、“さー坊”というのも時折使っております。
(メール送信時は、名字まで付いてます。)
どれでもお好きなものでお呼び下さいませ♪
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